ペルソナ策定から面接のフィードバックまでトータルで支援。エンジニア以外の人材も採用成功

ペルソナ策定から面接のフィードバックまでトータルで支援。エンジニア以外の人材も採用成功

CRM領域のコンサルティングを手掛けるアドバンリンク株式会社様。新体制になったことを機にリソースの確保が喫緊の課題となったため、2023年夏に当社にペルソナ策定からスカウトメール代行などエンジニア採用支援全般をご依頼いただきました。当社サポートのご利用によって、約半年間でエンジニア3人、営業が1人、コンサルタントなど他6人とエンジニアに留まらず9人の採用に成功。さらに、人材エージェントからの採用を予定していたコンサルタントも採用できました。当社サービスをご利用いただいて良かった点や率直なご感想を、代表取締役 鈴木 潤様にお伺いしました。

ビッグデータを活用したCRMコンサルティングで小売業の売上UPをサポート

―最初に、アドバンリンク様についてご紹介をお願いいたします。

鈴木様(以下、鈴木):当社はコンシューマー向けサービスを展開する企業に向けてCRMのコンサルティングを行っています。CRMとは、顧客情報を基にマーケティング施策を企画し、ターゲット層に向けてプロモーションを行う手法です。具体的には、属性や購買履歴等の膨大な情報を分析し、特定の個人に向けた戦略立案などを行います。近年注目されているビッグデータやAIが活かされており、取引先はアパレルや化粧品、EC等の小売業を営む企業が中心です。

 

2023年に設立16年を迎えたことを節目に、事業拡大・成長に向けてM&Aを受け入れ、株式会社テクノデジタルの子会社になりました。これを機に、成長路線として掲げたのがSES事業を主とする人材派遣事業です。もともとコンサルティングサービスを行う上で擁していた人的リソースのサービス化をテクノデジタルから提案され、事業化に踏み切りました。

新規事業の立ち上げと同時にリソース確保が喫緊の課題に

―採用モンスターのご利用前はどのような状況でしたか?

鈴木:求人媒体に広告を掲載したことはありましたが、本格的な採用活動を行ったことがなかったため、採用担当はいませんでした。というのも、当社の採用方法はリファラルや業務委託していたフリーランスの社員登用だったからです。

―採用モンスターにご依頼前はエンジニアは何名在籍してましたか?

鈴木:当時在籍していたのはエンジニアが3人、コンサルタントが2人、マーケティングが1人。人材派遣業は人の数がそのまま売上につながりますが、それだけでは到底カバーできないため、リソースの確保が喫緊の課題でした。

―特に課題感を感じたのはどういったところでしたか?

鈴木:採用ノウハウが全くなかったことです。過去に求人広告を掲載したことはありましたが、大手企業がいる中、同様の手法では到底勝ち目がないですし、スカウトメールを送るとしてもノウハウがない。私たちが自力で採用できるとは思えませんでした。

依頼の決め手は豊富なエンジニアの採用実績

―採用モンスターを知った経緯を教えてください。

鈴木:テクノデジタルからの紹介です。どこに依頼すれば良いのか相談したところ、同じタイミングで採用活動に注力しようとしており、依頼を考えていたのが採用モンスターです。その流れで紹介されました。

―採用モンスターはフリーランスをご紹介するサービスですが、ご不安などはありませんでしたか?

鈴木:フリーランス集団とは知らずにご依頼したのが正直なところです。しかし、もとから依頼先は規模感等で選ぼうとは考えていませんでした。重視していたのはエンジニア採用の実績です。採用モンスターは申し分ない実績をお持ちだったので、特に迷うことなくご依頼に至りました。

エンジニアのほか、コンサルタントと営業の採用にも成功!  

―ペルソナ策定から面接のフィードバックまで採用活動全般をご依頼したと伺いました。

鈴木:リファラルが主流だったこともあり、ペルソナは入社してきた人そのものという認識でした。そのため、欲しい人物像を考えたことがなく、ペルソナ自体が不明確だったのでお願いした次第です。また、当社の魅力整理は、ペルソナ策定と並行して進めていただきました。求人記事とスカウトメールの文面をヒアリング内容から作成していただき、出来次第こちらで確認して必要があれば修正という流れです。

スカウトメール代行のみならず、求人サイトの運用もお任せしました。面接から自力で対応しましたが、面接後に面接内容を報告して、その後の動き方や次回に向けたアドバイスを頂きました。体制としては、プロジェクトマネージャーと作業担当者の2人を基本に、鴛海さんにも面接のアドバイスなどご協力いただきました。

―採用モンスターのサービスで評価いただいている部分がありましたら教えてください。

鈴木:何よりも一番良かったのは、目標人数を達成できたことです。掲げていた10人のうち9人は採用モンスターの実績、残りは他媒体からの採用でした。9人の構成は、エンジニアが3人、エンジニア志望の未経験が1人、コンサルタントや営業、PMが計5人。コンサルタントは人材エージェントからの採用を想定していたので思わぬ実績でした。

今の当社が採用すべき人材が明確になったことも良かった点。当初思い描いていた人材は採用できませんでしたが、当社に応募してくる人物像がわかったのは収穫です。採用した人材から事業計画を策定できたこともメリット。今後の事業計画も立てやすくなりました。

ノウハウがなければ専門家に頼むのが一番

―採用モンスターを活用した率直な感想をお聞かせください。

鈴木:採用活動がいかに大変かがわかりました。そもそも採用プロセス自体がわからなかったので、非常に勉強になりました。内定後も入社承諾につながるようにオファーメールを送るとは思ってもいませんでした。提案していただいたので送ってみたところ、これが想像以上に好評。おかげさまで入社承諾率が高くなりました。全くわからなかった状態から、ある程度は私たちも採用ノウハウを吸収できたと思います。

―今後の採用活動のビジョンを教えてください。

鈴木:今回の採用で6人から16人の会社になりましたが、1年後には体制強化のため25人を目指しています。今後2、3年は採用活動を積極的に行っていくので、採用モンスターから学んだことを活かして取り組む予定です。

―最後に、採用にお悩みの企業に向けてメッセージをお願いいたします。

鈴木:ノウハウがなければ、ノウハウがある人に頼むのが一番。これが今回得た教訓です。採用活動は競争率が高いので、広告を出すだけでは成果は出ません。採用活動をスタートする前に専門家に依頼するのが得策だと思います。また、自社の魅力は採用活動をする中で固まっていくものだと感じました。作成いただいたメールの文章や応募してきた方の話から当社の魅力を認識したので、自分たちは何者なのかと知るためにも専門家に依頼することは非常に重要だと実感しました。

これから採用モンスターに依頼しようと考えているなら、あらかじめ自社について詳しく説明できるように準備することをおすすめします。当社は何も準備していない状態で依頼して全てお任せしましたが、少しでも無駄をなくしたいなら事業内容の説明とは別に働く環境などを話したほうが良いでしょう。最初に情報を渡せば、初期の段階で精度の高いものを用意してくれると思うので、可能であれば事前に詳細な情報を渡したほうが良いと思います。

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