精度の高いメール代行と的確な歩留改善案で採用率アップに成功

精度の高いメール代行と的確な歩留改善案で採用率アップに成功

DX化によって利便性・低価格の家事代行サービスを叶えた株式会社CaSy様。採用活動注力する中、リソース不足となったため、当社のスカウトメール代行とエンジニア採用支援を2022年からご利用いただいています。当社サポートをご利用後、約半年で3名のエンジニア採用に成功。当社サービスを継続いただく中、サービスに対する率直なご感想を、取締役 CHRO 白坂ゆきさんと香川裕美さんにお伺いしました。

テクノロジーと万全なサポート体制で顧客・キャストに優しい家事代行を実現

―最初に、CaSy様についてご紹介をお願いいたします。

香川さん(以下、香川):当社は創業者の加茂と池田の男性2名が2014年に設立した家事代行会社です。家事による負担で家族全員が過ごす時間を持てなかった経験から、大切な人に喜ばれるサービスとして家事代行を選びました。「大切なことを、大切にできる時間を創る。」というミッションのもと、誰もが気軽に頼めるシステムと料金設定を構築しました。

白坂さん(以下、白坂):それが独自開発したマッチングシステムと専用アプリです。営業担当や仲介コーディネーターを挟まずに依頼できるため、当日3時間以内のマッチング、1時間2,900円からと業界最安値水準の価格を実現しました。30代・40代の共働き世帯を中心にZ世代や単身世帯、ご高齢の方と幅広い世代からご利用いただいています。さらに、当社のプラットフォームはCtoBtoCであるため、クレームなど何か問題が起こった時は当社が対応。お客様もキャストも安心できるビジネスモデルです。

香川:全キャストにはサービスを行う上での考え方や行動基準を伝え、技術を磨くための継続的な研修や定期的なミーティングを重ね、品質向上に努めています。長いブランク期間があっても、安心して働けるサポート環境を整備。お客様・キャスト双方にとって万全な体制を用意しています。

エンジニア採用の強化期間に採用経験者が不在に 

―採用モンスターをご利用前はどのような状況でしたか? 

白坂:人事部は2名体制でしたが、一人は産休に、もう一人は退職することになり、人事部に空白期間が発生しようとしていました。

香川:そのタイミングで私が人事部の配属に。前職は人材紹介の営業職だったものの、人事としての採用活動ははじめてのこと。求人票の書き方から求人媒体の選定、採用活動の動き方などわからないことだらけでした。

白坂:後から私も人事担当になりましたが、採用業務は未経験。エンジニア採用の経験者が不在のなか、エンジニア採用の注力期間だったため、採用業務は止められない状態。採用業務のノウハウがなく、リソースも足りない状況でした。 

欲しかったのは「忌憚なく話せるパートナー」

―採用モンスターにご依頼した経緯を教えてください。

白坂:緊急度が高い状況下において必要だったのは、一から何でも話せるパートナー。そこで代表の鴛海さんに相談しました。鴛海さんは以前から友人で、エンジニア採用で成果を出していると知っていたので、すぐにご相談しました。

―他社は検討されましたか?

白坂3社ほど検討しましたが、総体的に見て採用モンスターが不安なくお任せできると思いました。実績はもちろんですが、鴛海さんとは信頼関係もある。友人だからこそ忌憚なく意見を言えると思ったことも大きな決め手になりました。 

―採用モンスターはフリーランスをご紹介するサービスですが、ご不安などはありませんでしたか?

白坂:それはなかったです。私としては鴛海さんに頼んでいる意識があったし、企業の人事経験者が副業として行なっていると聞いていたからです。現役のプロフェッショナル集団であることが安心感につながりました。

率直な意見と当事者意識を持った取り組みで3名の採用に成功! 

―現在の体制を教えてください。

白坂:鴛海さんを含めた4名チームで参画いただいています。スカウトメール代行や求人票作成から、求人媒体の選定、ダイレクトリクルーティングの仕組みづくり、歩留改善案をご提案いただいています。 

―当社のサービスで評価いただいている部分がありましたら教えてください。

白坂:最初にしていただいたペルソナの再設定は非常に助かりました。市況を踏まえたうえで求める人材の採用可否を率直に言ってくださり、こちらも動きやすかったです。例を挙げると、当社が「こういう経歴を持った人材が欲しい」と考えていても市況的に難しければ、「そのレベル感なら年収は〇〇必要」と的確なアドバイスをいただけたので、すぐに予算を調整できました。新たに当社に合う人物像を一緒に考えてくださり、標準を合わせて採用活動に取り組めました。

香川:主にお願いしているスカウトメール代行では、定例ミーティングで求職者からの評価などをフィードバックしていただいて、それを基にメールの送信対象者を調整しています。そのおかげで、求める人材が選考に進んでいます。これまで「見当違いな人材が来た」と思ったことは一度もありません。スカウト精度の高さを実感しています。

すぐに新たなご提案をいただけるのも助かっています。例えば、選考を辞退した求職者に対する次のアクションで悩んでいるとき、具体案をいただけるので本当にありがたいです。

白坂:歩留改善として、求人媒体に掲載する写真の差し替えを提案いただけたのも良かった点です。以前は社内イベントで撮影した写真を使用していましたが、当社の魅力が伝わる写真ではないと具体例を交えて説明していただきました。それを基に、社員集会で「採用できる写真」を説明して、後日撮影に臨みました。

香川:当日は撮影班に徹していただきました。撮影もただ撮るだけでなく、社員一人ひとりの表情を見ながら撮ってくださる。理想のイメージに向けて一緒に作り上げてくれるスタンスなんだなと実感しました。

白坂:スカウトメールにしても写真にしてもただ指示するだけでなく、当事者として関わっていただけるので感謝しています。

―採用モンスターを利用後、成果は出ましたか?

白坂4月までにエンジニア3名の入社が決まり、社内の開発部門が8名体制になります。採用写真の一件で、社員の採用に対する協力姿勢を高められたのも成果の一つだと考えています。

香川:スカウトメールの返信率が以前に増して高まりました。実際に、媒体側からも良い返信率と言っていただきました。

採用モンスターは社外アドバイザリーのような存在

―採用モンスターを活用した率直な感想をお聞かせください。

白坂:大満足です。そして、パートナー感が強いです。外注というよりも、頭も手も動かす社外アドバイザリーという感じです。

香川:常にレスポンスが早いので助かります。一緒に進めてくださっていると思えて心強いです。

白坂:内定や入社が決まるとすぐに報告しています。うれしいことがあればすぐに共有したくなる関係性です。

―今後、新たに改善したい課題や採用モンスターにサポートしてほしい業務はありますか?

白坂:新たにご依頼するとすれば、新卒採用のペルソナ設定やスカウトメールの作成でお力をお借りしたいです。採用広報も今後注力していくので、レクチャーいただければと思います。

―最後に、採用にお悩みの企業に向けてメッセージをお願いいたします。 

白坂:「委託=丸投げ」ではなく、常に当事者意識を持った取り組みが採用活動を成功に導く鍵だと思います。代行業ではなく、パートナーとして一緒に取り組もうとする気持ちが依頼側には必要だと実感しました。

優先順位を高くすることも大切です。当社も採用活動を第一にスケジュールを組んでいます。社内ミーティングが立て続けにあっても、面接の時間は絶対に作る。徹底した取り組みによって、その動きが社内の共通意識になりました。企業が本気でないと採用モンスターは活かされないと思うので、依頼する際には全力で取り組んでほしいと思います。

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